地方独立行政法人 北海道道立総合研究機構

本ガイドの使い方とねらい

How to Use This Guide and Its Purpose

「これからの地域運営実践ガイド」のねらい

「これからの地域運営実践ガイド」は、市町村職員およびそれを支援する団体やコンサルタントの方々に活用していただくことを想定して作成しました。 実際の地域を相手に、まずは危機感を共有し、現状認識の目線を合わせて、地域運営の体制、方法の再編を実現していく際に、役立てていただくのが本ガイドのねらいです。 一口に地域と言っても、その歴史や成り立ち、構成メンバー、規模やまとまりの範囲などは実に多様で、そこでの実践は、マニュアル通りには進まないことも多くあります。 本ガイドの執筆者たちも多くは、それぞれ地域の現場で、想定通りに進まない地域支援を経験していて、本ガイドは、そこで得られたエッセンスを積極的に提供することを目指しました。 その意味では、本ガイドは内容的にやや偏りがあることは否めません。 必ずしも、「こうすれば絶対うまくいく」というような画一的な方法論を示すものではありませんし、様々な地域課題への対処を網羅的に示すものでもありません。 しかし、現場で「これからの地域運営」づくりに悩みながら取り組んでおられる、もしくはこれから取り組もうとしている方々に寄り添い、有用な情報、方法、ツールを提供できればという考えで、「実践ガイド」という名称を付けさせていただきました。

本ガイドの使い方

まずは、気になった章、ページから見てみてください。 または、ご自身が取り組んでいる課題に関係しそうなページから読んでいただくのもよいです。 このガイドでは、できるだけ専門用語は使わず、最低限の内容を簡潔に記載するようにしました。 ウェブサイトの基本構成は、本ガイド(冊子)と同様ですが、所々にリンクが貼られていて、より詳しい情報にアクセスできるようになっています。 そして、実際に地域と実践してみよう、と思われた際には、お気軽に道総研にご相談ください。 一般公開が難しいデータの提供や、状況次第では具体的な支援も可能です。
 さらに、道総研では、ミニマガジン「地域運営LABO」も発行しています。 これは、皆様が取り組もうとしている「これからの地域運営」のイメージを、一般の方々にもわかりやすく伝えるためのツールであり、「これからの地域運営」に挑戦しようとする皆様(主には市町村職員)の「相棒」となることを目指して発行しました。 ぜひ、あわせてご活用ください。

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建築研究本部北方建築総合研究所
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