沖縄、やんばるの国頭村(くにがみそん)の山奥にある、地域運営組織の原型ともいえる共同売店、「奥共同店」を訪問してまいりました。沖縄の北部では、地域での生活を守るため、住民らが自ら出資し共同売店を経営してきました。近年、地域の方が自分たちで運営する共同売店は少なくなってきているとのことですが、奥共同店は歴史ある元祖共同売店で、なんと明治39年(1906年)に創立されたそうです。当時は陸の孤島で船での交通が中心だったそうで、共同店舗はまさにライフラインだったのでしょう。訪問した際にも地域内外の方々がひっきりなしに出入りしており、いまでも地域の拠点としての存在感がありました。
店舗内には生活に必要な食品や雑貨など様々なものが置かれていました。手作りのお弁当、地元でとれた野菜、果樹の鉢植え、農機具、釣り具、リサイクル品。外にはガソリンスタンドも。足りないものは、注文してくれれば近くの都市から調達してくれるそうです。
レジにいらっしゃるご主人としばし話し込み、100年記念誌も購入しました。歴史的な経緯が地域運営に根付いている沖縄の文化にふれることができました。